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Wi-Fiテザリングが途切れてしまう場合の対処法!何をやってもダメだった人用!

デジタル

こんにちは!「Wi-Fiテザリング」ってとても便利な機能ですよね。便利なので使用方法や、使用範囲もすごく増えてきています。

便利だからこそ生活の一部にテザリングが常にあるという方も多くいると思います。でもテザリング使用中に、

動画見てる最中にテザリングが途切れたし!今いいシーンなのにー!!!

気付いたらテザリングがOFFになってるんだよなー。設定方法間違えてる??

なんてお悩みの方もいると思います。私もその一人でした。

とにかく動画視聴中や音楽再生中にテザリングが途切れると「あー!もうっ!」ってなりますよね。

私もいろいろと調べて、基本的な設定からソフトウェアの更新などいろいろ試しましたがいまいち改善されずあきらめかけていた時に、自分なりに設定した方法で途切れなくなったのでその方法をご紹介いたします!

はじめに基本をおさらい

よくある接続ミスになる事例をざっと書きますね!

  1. テザリング元(以後、親と呼びます)のテザリング機能はONになっていますか?
  2. テザリング先(以後、子と呼びます)のテザリング機能はOFFになっていますか?
  3. 子のWi-FiはONになっていますか?
  4. 子のWi-Fi接続先が「親」の端末名になっていますか?
  5. 接続パスワードが間違っていませんか?

この5つはよく見かけるミスの例です。ただ、正直このミスをしている場合はテザリングが途切れる以前にまず接続ができません。念のためテザリングをONにする方法を載せておきます。

端末の【設定】>【接続・ネットワーク】>【テザリング】と進んでいくと上記のような画面に進めます。そこで使用したいテザリング(画像ではWi-Fiテザリング)をONにしてあげれば親側の設定は完了です。あとは子側から親へと接続するだけですね。

この記事を読まれている方は、ここをクリアしていると思いますので次に行きます。

次はテザリング(親側)の設定をしていきます!

ここではテザリングを途切れさせる可能性がある設定を変更していきます。

  1. テザリング中はWi-FiをOFFにしてください→端末によってはブリッジ機能が働かず、テザリングを中断して自機のWi-Fi接続先を優先してしまうからです。
  2. テザリング中はBluetoothをOFFにしてください→端末によってはBluetooth接続を優先してしまいテザリングが中断されることがあります。
  3. 「スリープ時にテザリングを中断する」の設定がある場合はOFFにしてください→これはそのままの意味です。親がスリープすると途切れてしまいます。
  4. 「デバイス未接続の時にOFFするまでの時間」の設定がある場合は「OFFしない」もしくは「時間無制限」にしてください→誤って未接続と判断されると途切れます。
  5. 「省電力モード」がある場合OFFにしてください→テザリングのデータ送受信状況によって省電力モードに入り途切れる可能性があります。

上記の設定をしてみてください。ここで改善された方はラッキーです!途切れた理由がわかりやすいパターンですね!

これでも途切れが改善されない方。おめでとうございます。重症です!笑

ではさらなる詳細設定をして改善を試みてみましょう!次行きます!

接続の詳細設定を変更してみましょう!

一概にテザリングといっても、接続する親と子には数種類の接続方式があります。それがマッチしていないと接続がうまくできなかったり、接続が不安定になり途切れる原因になります。そのアンマッチを取り除いていきましょう!

ただし、先に注意点をご説明しておきます。

ここから先の設定はセキュリティ強度に関わる設定もありますので、セキュリティを重視する方は実行しないほうが良い設定もあります。

設定項目の説明は、設定方法の後に記述してありますので説明を読んでから、ご自身の判断にて実行をお願い致します。

では、まず親側の設定からしていきます。

  1. セキュリティ方式が「WPA2/WPA3-Personal」になっている場合は「WPA2-Personal」もしくは「WPA3-Personal」へと変更してください。(可能ならばWPA3を選択してください)
  2. 「MACアドレスタイプ」を選択できる場合は、「ランダム化されたMACアドレス」を選択してください。
  3. 「管理フレームの保護」の設定がある場合はOFFにしてください。
  4. 「Wi-Fi6規格に対応」の設定がある場合はOFFにしてください。

これは私のスマホの設定画面ですが、セキュリティ強度よりも途切れないことを重視してますのでこのような設定です。

では次は子側の設定をしていきます。

  1. 先ほど、親側で設定をしたセキュリティ方式を同じものにしてください。(親側をWPA2にしたのであれば子側もWPA2にする)
  2. 「MACアドレスタイプ」を選択できる場合は、「ランダム化されたMACアドレス」を選択してください。

以上で完了となります!

もしこれでも途切れる場合は、「WPA2」と「WPA3」を入れ替えてみたり、「ランダム化されたMAC」と「端末固有のMAC」を入れ替えてみてください。

注意事項が1つ。端末によっては子側の設定ができない場合があります。もしできない場合親側の設定を変更してあげてください。

(例)子側のセキュリティ方式が「WPA2」しか選べなければ親側のセキュリティも「WPA2」を選択する。

(例)子側のMACアドレスが「端末固有のMACアドレス」しか選択できなければ、親側も「端末固有のMACアドレス」を選択する。

この例のように、とにかく親と子の接続要件を完全一致させることで確実な接続につなげていきます。

では以下に、設定変更する項目について説明します。必ず読んでくださいね。

セキュリティ方式について

現在Wi-Fi接続には「WPA2」と「WPA3」の2種類のセキュリティ方式が採用されています。この2つの違いはセキュリティ強度の違いです。「WPA2」よりも「WPA3」のほうがセキュリティ強度に優れています。

ですので、可能であれば「WPA3」を採用したいのですが、端末によっては「WPA2」しか対応しておらず、「WPA2/WPA3」の自動識別では識別がうまくできず安定した接続ができないことがあるため親と子のセキュリティ方式を手動で揃えました。

MACアドレスタイプについて

このMACアドレスはもともと端末固有のアドレスであり、その端末が製造された時から変わることのない不変アドレスだったのですが、近年セキュリティ向上のため、このMACアドレスがランダム化できるようになりました。

ランダム化することで接続ごとにアドレスが変わるため端末情報を匿名化でき、セキュリティが向上するというものです。ただし、このランダム化に対応していない端末もあります。その場合は親と子のMACアドレスをランダム化ではなく「端末固有のMACアドレス」で使用しなければならないのです。

管理フレームの保護について

こちらもセキュリティ向上のための機能です。管理フレームとは無線接続に必要な接続情報が含まれているものであり、これを第三者による外部アクセスから保護するために作られた機能がこの「管理フレームの保護(MFP)」です。セキュリティは向上されるのですが、端末によっては管理フレームが「保護」されてしまうせいで管理フレームがうまく解釈されずに接続が不安定になってしまうことがあります。ですので途切れてしまう対処として今回はOFFにしました。

Wi-Fi6規格について

これはWi-Fiの規格のうち最新の規格となります。IEEE 802.11axと呼ばれたりもします。

これは通信速度は速いのですが、単純に対応している機器がまだ少ないです。もっと標準化されれば安定した通信を提供してくれるはずですが、まだ浸透しきっていないため、通信が不安定の場合はOFFにしておいたほうが無難ですので外しておきました。

まとめ

いろいろと設定してきましたが、テザリングの途切れは改善されたでしょうか?もし改善されていれば幸いです。

セキュリティ強度を保ちたい方は、いきなりすべての設定をするのではなく、1つずつ試してみてください。

とても便利なWi-Fiテザリング、でもどうせ使うならストレスフリーで使いたいですもんね。今後も役立つ情報があればアップしていきますので、乞うご期待!

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