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MacroDroidの使い方とおすすめマクロをわかりやすく解説!

デジタル

アンドロイドのスマートフォンやタブレットにマクロを組むことで、様々な機能を自動化してくれる【MacroDroid】(GooglePlayダウンロードページ↗)

ただでさえ簡単に操作できるスマホを、自動化してさらに楽して使おうとするためのこのアプリですが、

スマホを自動化ってどういうときに使うの?今でも十分便利だけど。

マクロって聞くとすごく難しそうだし、どうせ使いこなせないよ・・。

なんて、使う前から尻込みしてしまっている方もいるのではないでしょうか。

自動化やマクロといわれてもピンと来ませんよね。ましてやどんな時に使うかは見当もつかないかもしれません。

そこで今回は【MacroDroid】とは何か、どんなことができるのか、誰にでもわかるようにやさしく解説をしていきます!

MacroDroidの基本3要素

MacroDroidでの「マクロを作成する」というのはたった3つの要素を決めることです。その3つの要素とは

  1. トリガー
  2. アクション
  3. 条件

これらを組み合わせることで「マクロ」を作成し、状況に合わせてスマホやタブレットを自動化させることができます!

ではそれぞれの役割ですが、

「トリガー」は、「アクション」を作動させるためのきっかけ(引き金)となる事象のことです。
「アクション」は、「トリガー」で設定した事象が発生したら実施される項目です。
「条件」は、「〇〇の時のみ」など条件を付けたいときに設定します。(設定なしでも可能)

文章で説明するとわかりづらいですね。
ですのでこの3要素を目覚まし時計で例えてみましょう!

目覚まし時計のマクロ

トリガー・・・午前7時になったら
・アクション・・・アラームを鳴らす
・条件・・・平日のみ(土日祝はOFF)

このように「〇〇になったら△△を実行する」といった具合です!
3要素の関係性がイメージできましたか?簡単ですよね!

目覚ましのマクロなんて組まなくても最初からスマホに備わっていますので当然いらないですが、MacroDroidを使用して大量にあるトリガーとアクションを組み合わせれば無限の可能性を秘めたマクロを作成することが可能なんです!

実際にマクロを作ってみよう

百聞は一見に如かずです。実際にマクロを作成してみるのが一番わかりやすいですし、

めっちゃ簡単やーん!

って、きっと思っていただけるはずです!

せっかくなので日常で使えそうなマクロを作ってみましょうか。

では、マクロのテーマは「通勤・通学時の自動サイレントモード」にしましょう!いきますよー!

まずは「トリガー」を仕掛けよう!

トリガーを決めるときのコツは、共通点」を見つけることです!
今回の場合は「通勤・通学時」ですが、毎朝の通勤・通学時に共通して起こることを考えればいいのです。

例えば、「毎朝8時に家を出る」「7時15分の電車に乗る」など、毎日共通して起こることをトリガーにするのがマクロに向いています。

今回は「通勤開始の朝8時にサイレントモードにしたい」場合として設定をします。

となるとトリガーを「午前8時」に設定すればいいですよね!

これでトリガーの設定は完了です!では次は「アクション」の設定をします。

「アクション」で自動化させることを決めよう!

「アクション」には、実際に自動化させたい項目を選びます。マクロテーマの「動詞」となる部分と言えます。

今回のテーマは「通勤・通学時に自動でサイレントモードにする」ですので、アクションには「サイレントモードをONにする」設定をすればいいですね!

はい!これでアクションの設定も完了しました!

この時点で、「平日(月~金)の朝8時になったら自動的にサイレントモードになる」マクロは完成しています。

でも、このマクロは「祝日を無視」した状態になっています・・。このままでは月~金であれば祝日でも関係なくサイレントモードにされてしまいます。

ですので、次の「条件」で「祝日を除く」設定してあげましょう!

「条件」の有無を決めよう!

冒頭でも述べましたが、「条件」は設定しなくてもマクロは成り立ちます。ですので「トリガー」「アクション」だけで不具合が起きないマクロならこの項目は省略できます!

ただ今回は「祝日を除く」マクロにしたいため、この「条件」にて設定をしてあげる必要があります。

祝日の設定は少しややこしいですが、画像を見ながらゆっくり設定してみましょう!

これで「祝日を除く」設定ができました!

何をしたのかわかりづらかったと思いますので補足しておきます。

カレンダー選択で、「日本の祝日」を選びました。これはGoogleが提供している日本の祝日ばかりをあつめたカレンダーです。

このカレンダーを選択しつつ「カレンダーと一致しない」を選択しましたので、「日本の祝日と一致しないとき」だけ作動させる条件を設定したということです!

トリガーのところに「祝日を除く」っていうチェックボックスがあってくれれば簡単なんですけどね・・(笑)

この「祝日を除く」条件は使う機会が多いですので覚えておいて損はないと思います!

さあ、これで3要素のすべてが設定できましたので最後の仕上げをしていきましょう!

マクロにはタイトルが必要!

作成したマクロのページはこのようになっていると思います。

このように、完成したマクロに名前を付けてあげてください。むしろ名前を付けないと登録させてもらえません

名前を付けたら右下のチェックボタンを押せば晴れてマクロが完成しました!

マクロを完成させたあと、「MacroDroidアプリが有効になっているか」「作成したマクロが有効になっているか」この2点を一度確認しておきましょう!

この2つがONにできれば、「通勤・通学時(祝日を除く)午前8時に自動でサイレントモードに切り替える」マクロが正常に作動します!

これですべて完了としたいのですが、マクロを作成した場合は対称のマクロも作成しなければなりません。(ONのマクロを作ったらOFFのマクロも作る)

これをしないと先ほどのマクロでいえばずっとサイレントモードのままになってしまいます。

作り方は先ほどの逆で作ればいいので、もうわかりますよね!

対称のマクロの作り方

早速、ONのマクロに対してOFFのマクロを作成していきましょう!

先ほどのサイレントモードでの解説をしていきます。

トリガーには

トリガーにはサイレントモードを解除したいタイミングを設定しましょう

一番簡単な方法は決まった時間に解除をする方法です。

ONマクロ同様の「指定曜日の時刻」のトリガーを使用して、「月~金」を選択しサイレントを解除したい時刻を入力すればOKです!

続いてアクションの設定です。

アクションには

アクションは「サイレントモードを解除する」選択をすればいいですね。

アクション>>音量>>サイレントの順で進んでいき、「無効」を選択すればOKです!

これで決まった日時にサイレントが解除されるように設定が完了しました!

OFFマクロには「祝日指定」は必要ありません。

OINのマクロは、月~金(祝日以外)の朝8時に自動サイレントになるよう設定をしましたので、土日祝にはサイレントモードにならず通常モードのままです。

ですのでOFFマクロに「祝日を除く」の指定をしなくても、そもそもサイレントになっていないので変わりません。

というわけで、先ほどのトリガーとアクションのみでOFFマクロは完成したということです!

ONマクロが作れればOFFマクロは逆の発想をすればいいだけなので簡単に作れます!

使い勝手のいいマクロをご紹介!

さて、一通りマクロの作成方法を説明してきました。あとは数あるトリガーやアクションを組み合わせて画期的なマクロをたくさん作ってみていただきたいのですが、中でも使い勝手のいいトリガーやアクションをご紹介します!

ジオフェンス・トリガー

これはトリガーの一つなのですが、位置情報をもとにしたトリガーで本当に使い勝手がいいので是非知っておいてください。

地図上で任意の場所を指定し、その指定場所に入った場合、もしくは出た場合に発動するトリガー

このトリガーを利用する例としては、

  • 家から出るとき
  • 帰宅したとき
  • 会社・学校に到着したとき
  • いつもの駅についたとき

など、時間は決まっていないが「到着したらONにしたい」とか、「帰ってきたらOFFにしたい」といったトリガーを仕掛けることが可能になるのです!

例えば「家から出るときにWi-FiをOFFにして、家に帰ってきたらWi-FiをONにする」なんてマクロを作ることも可能です!

本当に素晴らしいトリガーですよね!

シェイク・トリガー

このトリガーはスマホをシェイクすると発動するトリガーです。

「よく使う機能だけどON⇔OFFするのが面倒くさい機能」などをこのトリガーを使用して自動化すると便利です!

例えば「スマホライトのON、OFF」「スクリーンショット」などをアクションに選択すれば、スマホを振るだけでライトの点灯・消灯やスクショを撮ることが可能になります!

振るだけでカメラを起動させることだって可能です!

無限の可能性を感じるトリガーです!

SMS送信・アクション

こちらはSMSを自動送信するアクションです。

例えば、仕事が終わったら家族へ「今から帰るよ」と連絡する方は結構いると思います。

特に帰りに買い物をする必要などがなければ、家族から「り」と返事が来たり、スタンプ1個返ってくるだけ。なんてこともありますよね。

このやりとりを自動化できてしまうアクションがこの「SMS送信アクション」なのです!

例えば先ほどの「ジオフェンストリガー」と組み合わせれば「会社を出たら家族へ自動でSMS送信」や、「〇〇駅へ到着したら家族へ「迎えに来て」と自動送信」なんてことができます。

当てはまる人にはとても便利なアクションですね!

まとめ

MacroDroidについて基本要素、作り方、おすすめマクロなどざっとまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

マクロと聞いて二の足を踏んでいた方たちに、「なんだか思ってるより簡単そう!」「便利そうだし使ってみよう!」と思っていただけたなら幸いです!

ここには書ききれないほどのトリガー、アクション、条件が存在しており、それらの組み合わせは数えきれません。

MacroDroidにはファンが多く、常に新しいマクロを考案し公開してくれている方々もいます。そういった上級者のマクロを参考にして自分だけのオリジナルマクロを作成するのも楽しいかもしれません!

自動化できるものは自動化して、集中すべきことに時間を費やす。そんなことを実現できるアプリだと私は思っています。

ぜひ、MacroDroidを使ってよいライフスタイルを!

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