タブレットの保有率は年々上昇しており、現在タブレットの普及率は35%(世帯当たり)となっています。3軒に1台はタブレットがあるということですのでだいぶ身近になってきましたよね!
その中で、タブレットをカーナビ代わりにする方も増えてきました。
でも、タブレットカーナビを始めるには月々の回線料がかかると思っていませんか?
ここで断言します!月々の支払いは一切必要ありません!
タブレットとスマホさえあれば0円でタブレットカーナビを始めることができます!
ですので今回は、タブレットを車の中で活用するためのノウハウをギュッと詰め込んでご紹介します!
上手に活用すれば「カーナビ」「オーディオ」「映像」などすべてタブレット経由で操作可能です!
逆に純正ナビの使い道は・・・。バックモニターのときぐらいしか見なくなります。笑
それぐらいタブレットで何でもできちゃいます!では早速解説していきましょう!
車載用に向いているタブレットって?
車載用タブレットはカーナビとして使うことが多いので、必要なスペックが家庭用とは少し違います。
必須スペック
- Wi-Fi対応
- Bluetooth対応
- GPS機能内蔵
上記3点は必須条件です!
Wi-Fiは、カーナビとして使用する場合や動画視聴をする際に必要となります。これがなければほとんど何もできません。
Bluetoothは、車のスピーカーと連携させるために必要です。Bluetoothが非対応だとタブレットの音声や音楽を車のスピーカーから再生することができなくなります。
GPSは、位置情報サービスでもカーナビは使用可能ですが、安定したナビゲーションを利用するためにもGPSが搭載されているものを推奨します。
以上、この3点は外さないように選びましょう!
Wi-FiとBluetoothはほぼすべてのタブレットに搭載されておりますので心配無用です。ただし、GPS対応していないタブレットは多くありますので注意が必要です!
では次に、必須条件ではないですができればあったほうが良い推奨スペックをまとめてみました!
推奨スペック
- ジャイロセンサー & 加速度センサー搭載
- 光センサー搭載(自動調光機能)
- 大容量バッテリー&高速充電機能
この3点は対応していれば車載用タブレットとして格段に使い勝手が良くなる機能です!
ジャイロセンサーと加速度センサー
このセンサーはどちらもカーナビの精度を向上してくれます。
GPSや位置情報サービスだけでは少なからず現在地に誤差が出てしまいます
そういった場合に、ジャイロセンサーと加速度センサーが補足してくれるのでトンネル内や山奥でもブレないナビゲーションが利用可能になります。
光センサー
これは画面の明るさ自動調整に使われます。
トンネルや立体式駐車場など暗い場所へと入った際、画面の明るさが明るいままだと眩しく感じてしまいますよね。
そこで、光センサーが検知して自動的に画面の明るさを最適な輝度へと調整をしてくれます。
もしこの光センサーが搭載されていない場合は、明るさ自動調整が働かないため、手動で明るさを調整しなければなりません。
大容量&高速充電バッテリー
バッテリーは可能な限り大容量かつ高速充電対応が望ましいです。
タブレットは純正カーナビと違い、バッテリー残量がなければ使用できません。
バッテリー容量が小さければ、毎朝車に乗るたびにタブレットのバッテリーが充電切れになっている可能性もあります。バッテリーが大容量であればこういった心配もなくなります。
それと、充電速度も重要です。
車の使用が短時間(家から近い職場までの移動など)の場合、その分タブレットへの充電時間も短くなりますので、高速充電が可能であればバッテリー切れの心配もなくなります。
車の中でタブレットはどこに置く?
まずタブレットをカーナビのように固定しなければなりません。
一般的に固定には「タブレットホルダー」が使用されます。車載用に特化したものも多くあり、いろいろな形状から自分の使い方に合わせて選ぶことができます。
- 吸盤タイプ
- ドリンクホルダータイプ
- 送風口タイプ
- サンバイザータイプ
- ヘッドレストタイプ(後部座席用)
上記のような種類があります。順に説明していきしょう!
吸盤タイプ
名前の通りですが、土台部分を吸盤で固定してそこからアームが伸びているタイプです。
ドリンクホルダータイプ
ドリンクホルダーへと差し込みそこからアームが立ち上がるタイプです。
送風口タイプ
エアコンの送風口のフィンに差し込んで固定するタイプです。
サンバイザータイプ
サンバイザーに取付けて、天井から吊り下げるタイプです。
ヘッドレストタイプ
運転席や助手席のヘッドレストに取付けるタイプです。基本的に後部座席用になります。
上記ような形状があります。それぞれ特徴があり、タブレットの使い方によって向き不向きがありますので自分に合ったものを選びましょう!
接続設定をしてみよう!
さあここがタブレットを回線費0円で使うための方法となります!
その方法は、お持ちのスマホのテザリング機能を活用します!
もし、お使いのスマホにテザリング機能がついていない場合や、「そもそもテザリングって何?」という方はぜひこちらを⇩
では実際の接続方法を説明していきましょう!
タブレットをテザリング接続しよう
お使いのスマホのテザリング機能を使って、タブレットとスマホをテザリング接続します。
- スマホのWi-FiテザリングをONにします。
- タブレットのWi-FiをONにし、接続先の中から「自分のスマホ」を見つけて接続します。
- タブレットの通信マークが このマークになっていれば完了です!
この接続をすることで回線費を払っていないタブレットにもネット環境が与えられるので、GoogleMapなどの地図アプリ、動画、音楽などなど。ネットサービスをすべてタブレットで使うことができます。
スマホと同等の機能を、カーナビ感覚で大画面で堪能することができます。この時点で純正カーナビを超えましたね!
タブレットと車をBluetoothで接続しよう
- まずタブレットのBluetoothを「ON」にします。
- 車側(カーナビ)のBluetooth設定で「自分のタブレット端末」を見つけて接続します。
- タブレットおよび車側ともに接続承認をし、接続が完了すればOKです!
こうすることで、タブレットから再生される音楽や通知、マップの案内音声などがすべて車のスピーカーから再生されるようになります。
ここまでで接続設定は完了です!
さあこれで、念願の月額無料のタブレットカーナビが完成しました!
でもせっかくならさらに便利にスマートに使いこなしたいですね。
ですのでここからはさらに使い勝手を良くする方法をご紹介していきます!
純正ナビのようにキー連動で画面のON/OFFさせよう!
純正ナビは車のキーと連動して、ONで画面点灯、OFFで画面消灯するのが当たり前です。
しかし、タブレットは車と連動はしてくれません。時間が経てば自動的に画面は消灯してしまいます。
自動消灯をOFFにすれば消灯はしませんが、逆に車から降りた後もずっと点灯してしまいます。
では「乗るたびに画面を付けて」「降りるたびに消す」これを毎回やりますか。いや、さすがにこれはナンセンスです。
そこで【MacroDroid】(GooglePlayダウンロードページ↗) を使ってキー連動で画面を自動ON/OFFさせる方法をご紹介します!
そもそも「MacroDroidって何?」という方はこちらの記事をどうぞ!だれでもマクロを簡単に作る方法を1から解説しておきました!!
キー連動型マクロの作り方
キー連動にするためには、タブレットに常時充電ケーブルを接続しておいてください。
そして、その状態で下記のマクロをセットしましょう!
はい、この2つのマクロ組めば完了です!めちゃ簡単ですよね!
これは画面の自動ON/OFFのマクロですが、これのアクションを「Wi-FiのON/OFF」や「テザリングON/OFF」に応用してやれば、車に乗っていない間のバッテリー節約にも役立ちますのでぜひ活用してみてください!
車載タブレットにオススメのアプリ
地図アプリはやっぱり王道「Google Map」
「紹介するアプリが早速王道かよ」と厳しい声が聞こえてきそうですが…
でもやっぱり「Google Map」はダントツで使い勝手がいいんです!
「縮小化して画面脇にルートだけ表示できる」のは運転中非常に便利な機能です!
この機能があるとないとでは天地の差があります!
車載タブレットの醍醐味は、「ルートのナビはもちろん、動画や音楽を楽しむ」ことですので、ナビゲーションが画面の大半を占めていたら意味がないです。
だからこそ、この縮小化はかゆい所に手が届く機能です!さすがGoogleさんです。
音楽再生アプリなら「Power Amp」
このアプリは音楽を再生することだけに特化しているアプリです。
再生に特化しているだけあって、無料とは思えないほど高度なイコライザーが揃っています。(有料プランもあります)
またビジュアライザーも備わっており、音に合わせて視覚効果でも楽しませてくれます。
そしてアルバムアート検索機能もついており、曲名・アーティスト名などから自動的にアルバムアートを検索して表示してくれます。(左部分がアルバムアート)
しかもBluetoothでの操作にも対応していますので、車側のボタンで曲送りなどもできます。まるで純正ナビを操作している感覚で操作できます。
音楽好きにはぜひオススメのアプリです。
自動調光がない場合は「明るさ」
タブレットに自動調光機能がついていない場合は結構多いです。
そんな時に役立つアプリがこの 「明るさ」 アプリです!
名前がそのまますぎて斬新ですが笑
このアプリはタップするだけで画面輝度がすぐに変えられるアプリです。
わざわざ設定画面を開いたり、スクロールしたりする必要がありませんのでサッと変えられます!
自動調光機能がついていない場合は是非使ってみてください。
まとめ
今回はタブレットカーナビを無料で使うための方法をご紹介しました!
キャリア回線費を払っていれば、テザリング接続する手間を省けます。ですが、
逆に、テザリングさえすれば回線費は0円です!
その接続がもっと楽になるように
「タブレットのWi-Fi&Bluetoothを自動で接続させる方法」
と
「車に乗ったら自動でテザリングをONさせる方法」
も紹介していますので、快適にタブレットカーナビを使用したい方はぜひ⇩
では、よいタブレットライフを送れますように!
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